ストリップ・ストリッパー
彼は人を食らう殺人鬼。
私は残酷な悲しき人外。
「実に滑稽だな。」
目の前に転がっているのは、その殺人鬼。
ゆっくりと近づきしゃがみ込む。
「…俺に、何しよってんだ。テメェ、」
酷い仏頂面をこちらに向け、不機嫌さが滲み出た態度を取る。
そんな態度を取るのは逆効果だとは知らずに。
所詮は『人間』か。
「さて、遊ぼうか。」
満面の笑みを浮かべ、そっと彼の体に指を走らせる。
その行為の意味を悟ったのか、体を捩じらせ逃げようとする。
これだから、
これだからムカつく。
「やめろっ、やめてくれっ!!」
「今さらだよ。もう遅い。」
本当に、今さらだ。
続く
短っ!!
まあ、続くらしい。
期待すんじゃねぇぞっ!!
では^^